こんにちは、お金に詳しい産婦人科医のDeppです。
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が2020年5月25日に解除されました。
解除に関わらず3密を避けたり感染予防を徹底するのは続けるべきだと思いますが、嬉しいニュースであることは間違いありません。
コロナが経済に及ぼした影響はかなりのものです。
経済だけではなく、多くの家庭にも火の粉が降りかかったことでしょう。
かくいう私もコロナの影響で外勤の出勤停止があり、大切な収入が減ってしまいました。
しかし、大打撃を受けたかというと実はそういうわけではありません。
このような事態はもちろん想定していませんでしたが、このブログでも紹介しているようなお金の管理を行っていたおかげで生活に支障が出ることはありませんでした。
結果論ではありますが、やはりお金の知識を身につけ、上手に管理しておいてよかったと思います。
緊急事態宣言が解除されたからと言ってコロナがなくなるわけではありません。
当分はこの悪質なウイルスと共存せざるを得ません。
今後第二波・第三波が襲い掛かってくる可能性は十分にあります。
どのような状況になるとしても、しっかりとお金を管理しておけばそれ自体が経済的なリスクマネジメントになることを実感しました。
まだお金の管理がうまくできていなかったり、今回の騒動でお財布が圧迫された人は来るかもしれない脅威に備えるチャンスかもしれません。
今回は私が行っているお金の管理方法や、先の見えない未来に向けてやった方がいいことを紹介したいと思います。
この記事の内容
- どうして給与が減っても大丈夫だったか
- 余裕を持ったマネーマネジメントとお金の管理方法
給与が減ってもどうして大丈夫だったか
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私は普段大学病院に勤務しています。
ご存じの方も多いかと思いますが、大学病院の給与は雀の涙です。
これだけで食っていくのはなかなか厳しい。
ですので一般的に大学病院に勤務する医師は外勤(バイト)に行かせてもらいます。
これで初めて医師としての収入を得ることができます。
私の場合は2日間外勤に行くとそれだけで大学病院の給与を超えます。
仕事量は桁違いに大学病院の方が多いのですが…
ところがどっこい、4月はこの外勤がコロナの影響でストップしてしまいました。
給与は今までの半分以下になってしまいます。
普通に考えたらやばいです。
食費や光熱費、家のローンなど削れない出費の金額は変わりません。
頑張って節約したとしてもその差はたかが知れています。
いきなり生活水準を落とすのは精神的にもかなりのストレスになります。
奥さん「給料が減ったらローンが払えなくなっちゃうよ…」
なりません。
奥さん「ひもじくなっちゃうよ…」
なりません!!!
私は生活スタイルを大きく変えずに済んでいます。
結論を言います。
なぜ収入が減っても生活に影響が出なかったか。
それは「もともと余裕を持ったマネーマネジメントを行っていた」からです。
具体的に説明していきたいと思います。
余裕を持ったマネーマネジメント
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一番大切になってくるのが貯金の大原則です。
給料が入ったらまず貯金して、残りでやりくりする
言葉は違えど、お金の本を読むと十中八九書いてある常套句です。
このブログでも以前紹介しています。
こんにちは、産婦人科医5年目のDeppです。 給与明細が読める(読影できる)ようになった今、いよいよお金を実際に動かすところまで来ました。 [sitecard subtitle=あわせて読みたい url=[…]
上の記事では貯金をお金の旅行に例えています。
お金の旅行先
- 日常生活用のお金(国内旅行)
- 緊急用のお金(海外旅行)
- 老後用のお金(宇宙旅行)
給与が振り込まれた瞬間、私はお金に旅行させています。
自分で毎月チケットを買って旅行先を一つずつ決めるのは骨なので、私は自動的にお金が旅行できるハブ空港を作っています。詳しくはこちらをご確認ください。
こんにちは、産婦人科医5年目のDeppです。 前回は貯金の考え方についてお話ししました。 [sitecard subtitle=あわせて読みたい url=https://deppfinancialacad[…]
このシステムのおかげで日常生活用のお金(国内旅行)を削る必要はありませんでした。
今は一時的に緊急用のお金(海外旅行)を一部ストップすることで対応できています。
現実でも海外旅行は行けませんからね。皮肉だ。
奥さんも働いており、家庭の収入は私が一括管理しています。
私の場合は合計収入の20%程度を海外旅行に行かせていました。
現在はほとんど旅行させていませんが、それでひもじくなることはありません。日常生活のお金で賄えています。
家計が圧迫されたら海外旅行から帰ってきてもらうことでしのげます(もともと緊急用のお金ですからね)。
老後用のお金(宇宙旅行)に関しては今までの運用を変えることなく継続しています。
私がハブ空港として利用しているのは「住信SBIネット銀行」です。
定額自動振込サービス(毎月自動的に他行に振り込み)や定額自動入金サービス(他行から無料でお金を移動)があるのではじめに設定すればお金が勝手に動いてくれます。
ATMの利用料や振り込み手数料も決められた回数内なら無料です。
口座開設もネットでできるし、開設はもちろん無料なのでもっておいて損はない銀行口座だと思います。
お金の動きを可視化する
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収入が減るのはやばいですが、どれくらいやばいかすぐに答えられますか?
In-Outバランスが管理できていないと、具体的なやばさはわかりません
プラスバランスであれば大丈夫な可能性はありますが、±0だとしたら収入減によりマイナスになってしまいます。
家賃や光熱費、カード利用料が払えなくなってしまったら大変です。
大事になってくるのが、「普段自分が何にどれくらいお金を使っているか」です。
出費の管理に最適なのが家計簿であり、私も使っていておすすめなのが「マネーフォワード」とう家計簿アプリです。
こんにちは、産婦人科医5年目のDeppです。 前回の記事では、貯金用の口座としてあおぞら銀行BANK支店の開設をオススメしました。 [sitecard subtitle=あわせて読みたい ur[…]
お金の管理ができれば、自分が普段なににお金を使っているかがよくわかります。
他の月と比較して出費を調整したり、削ることのできる浪費を削ることもできます。
このようにして自分のお金の動きを可視化すれば、収入減がどれくらいやばいのか、それともそんなにやばくないのかが把握できます。
貯金の大原則と同じくらい大事なことなので、家計簿をつけていない人は是非トライしてみてください(三日坊主にならないように頑張れ!)。
まとめ
収入が減ってしまったとしても、余裕をもったマネーマネジメントができていれば慌てずに済みます。
そして、お金をしっかりと管理することによるデメリットはありません。
残念ながらしばらくは不安定な世の中で生活していくことになりそうです。
今後どうなるかわからない以上、今この瞬間から上手にお金を管理する第一歩を踏み出してみてください。