【はじめての投資】NISAで株式投資の勉強をはじめよう!

  • 2019年11月16日
  • 2021年6月8日
  • NISA

こんにちは、お金に詳しい産婦人科医のDeppです。

突然ですが、みなさんは株式投資という言葉を聞くと何を思い浮かべますか?

多くの方が「株=ギャンブル」と考えてしまうのではないかと思います。

何を隠そう、私もそうでした。

しかし実際はそんなことありません。

ギャンブルにすることもできますが、しっかりと知識を持てば有用な資産にすることもできます。

食わず嫌いで敬遠するのは悪い機会損失です。悪い機会損失はお金を管理する上では御法度です。

私の両親はお金の管理があまり上手ではなかったように思います。

そのため私にもその才能はないと考え、株式投資なんてもってのほかと思い込んでいました。

それが今では株式投資や投資信託を学び、実際に運用を行っています。

株式投資は知識があれば資産形成の有効な手段になり得ます。

しかし、いきなり株式投資を始めろと言われても困ってしまいます。

そこで活用していただきたいのが「NISA」と呼ばれる制度です。

私はNISAがあったから株式投資の勉強を始め、現在も基本的にNISAでしか株式の運用は行っていません。

「NISA」は投資初心者におすすめできる制度です。

株式投資を学ぶ絶好の機会です。

そんな「NISA」の特徴と種類について簡単に解説していきたいと思います。

ちなみにiDeCoという制度も存在しますが、NISAとは全く無関係です。

個人的な優先順位としてはiDeCo>NISAです。

NISAに興味がある方はこちらで紹介しているiDeCoについても勉強してみてください。

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この記事の内容

  • NISAとはなんなのか
  • なぜNISAが投資入門に向いているか

そもそも「NISA」ってなに?

学生時代、指導医に「略語を使うときはなんの略か説明できるようにしろ」と教わりました。

ということで一応説明します。

「NISA」とは「Nippon Individual Savings Account」の略です。

もともとイギリスにあった「ISA」という制度の日本版で、日本語では「少額投資非課税制度」と呼びます。

日本語で聞くと意味がなんとなくわかりますね。

つまり「NISA」とは

少額の投資を非課税にできるぜ!

という制度になります。

「NISA」は20歳以上であれば誰でも利用できます。

お金はつねに税金と二人三脚です。お金が動くところでは必ず税金が絡んできます。

株式投資の時も例外ではなく、投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。

利益が1万円なら約2000円が税金に持ってかれるということです。

1/5も減ってしまうのは正直悲しいです。

これが「NISA」であれば税金が発生しません。

利益が1万円なら1万円まるまるもらえるということです。

「NISA」の最大のメリットであり、私が株式投資を始めようと思った最大のきっかけでもあります。

また、「NISA」には限度額があります。

投資できる金額は1年あたりいくらまでと決まっています。

限度額があるおかげで、株にお金をつぎ込み過ぎてしまうことを防ぐことができます。

限度額内でやりくりする必要があるため、株式を購入する際は慎重になる必要があります。

以上を踏まえると「NISA」は投資初心者におすすめできる制度だと言えるのではないでしょうか。

「NISA」の種類

ここまではひとくちに「NISA」と表現していましたが、「NISA」には通常のNISA(一般NISA)とつみたてNISAがあります。(厳密にはジュニアNISAもありますが今は割愛します)

このふたつは全くの別物です。

そしてどちらかひとつでしか運用することができません。

どっちがいいかは人それぞれだと思います。

私の家庭では私が一般NISA、奥さんがつみたてNISAで運用を行っています。

どちらについても解説しますので、どちらが自分に合っているか考えてみてください。

一般NISA

こちらが元祖の「NISA」です。

もともと「NISA」はこっちしかありませんでした。

現在一般NISAでは年間120万円までを5年間非課税で運用できます。

5年間で最大600万円ということになります。

投資の対象は株式全体です。投資信託も含みます。

一般NISAは株式投資を行うのに適しています。

株式投資で得られる利益は大きく分けると3種類です。

1つ目は安く買った株式を高くなった時に売ることで得られる利益です。キャピタルテインと呼びます。

株式の運用と聞くとこれをイメージする方が多いのではないでしょうか。

株式が9,000円の時に購入し、10,000円の時に売却すれば1,000円(10,000円-9,000円)のキャピタルゲインを得ることができるということです。

本来なら税金が引かれて800円程度になりますが、一般NISAなら税金が引かれることなく1000円丸ごと手に入ります。

逆に買った株式の株価が暴落してしまうと、当然ですが損をしてしまいます。

未来の株価はプロでもわかりませんが、しっかりと知識をつければ予想することはできます。

最低限の勉強は不可欠ですが、一番利益が得られる方法と言えます。

 

2つ目が株式を保有していると得られる配当金です。インカムゲインと呼びます。

インカムゲインは株式を保有しているだけで得られる利益です。

企業が株式を買ってくれた人にお礼として還元するお金です。

企業によって1株あたりいくらと決まっており、企業が決めた時期に還元されます。

1株配当が180円の株式を100株保有していれば、1年間で18,000円のインカムゲインを受け取ることができるということです。

1株の値段に対する配当金のパーセンテージを「配当利回り」といい、株式を選ぶ際の指標としてよく使われます。

私はインカムゲインが好きで、基本的に配当利回りが4%程度の株式を保有するようにしています。

1年間の投資可能額が120万円なので、すべて4%の配当を保有すれば年間48,000円のインカムゲインを得られるという計算になります。

もちろん一般NISAならインカムゲインも非課税なので丸まる受け取ることができます。

注意しなければならないのは、すべての企業が配当を行っているわけではないということです。

配当にあてずに企業の成長のために資本を使う企業や、業績がよくない企業などは配当金が0円になります。

また、配当の金額は企業の業績によって上がったり下がったりするので、株式を選択する際はやはり最低限の知識が必要です。

 

3つ目が株主優待です。これも厳密にはインカムゲインに含まれますが、便宜上インカムゲインではなくそのまま株主優待と表現します。

株主優待も配当(インカムゲイン)と同じく保有するだけで得られる利益です。

企業が株式の保有者に贈るプレゼントになります。

桐谷広人さんが有名ですよね。株主優待で生活を賄っている強者です。

株主優待は企業によってさまざまなので、これを目的に株式投資をしている人も多いです。

こちらも企業によって株主優待制度を導入していないことがありますが、私が保有しているJTやオリックスは配当と株主優待のいずれも受け取ることができます。

日本にしかない習慣だそうです。面白いですね。

本来は株主優待にも税金がかかりますが、一般NISAなら非課税ですのでその心配はありません。

 

以上の3つの方法で利益を得られるのが株式投資です。

最低限の勉強は必要ですが、マネーリテラシー(お金の知識)を磨けば有効な資産形成のすべになります。

次に紹介するつみたてNISAと比較すると難易度は高めかもしれませんが、投資を学ぶ目的としてはこちらの方がおすすめです。

つみたてNISA

こちらは2018年に始まったばかりの新しい制度です。

つみたてNISAでは年間40万円を20年間非課税で運用することができます。

20年間で800万円です。一般NISAよりも金額は200万円高いです。

ただし投資の対象が限られており、基本的には投資信託でしか運用できません。

投資信託とはプロに運用をお任せして株式の売買を少額からやってもらう商品のことです。

投資の世界には「同じかごに卵を盛るな」という有名な言葉があります。

偏った投資はせず、分散させろという意味です。

一人で数多くの株式を保有するにはコストと知識が必要ですが、投資信託ではこれをプロが少額でやってくれます。

iDeCoでの考え方も同じであり、こちらで詳しく解説しているので読んでみてください。

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iDeCoとの大きな違いはいつでも出金できるということです。

長期投資にフォーカスを当てている制度なので途中出金は控えるべきですが、緊急時に出金できるのはiDeCoにはないメリットです。

つみたてNISAではこの投資信託を使った投資がメインになります。(ちなみに一般NISAでも投資信託を購入することができます。)

投資信託の商品は数多く存在しますが、つみたてNISAでは金融庁の基準を満たした166本(2019年11月16日現在)の商品に限られています。

対象が絞られることで悩みの種が少しは減るので好都合です。

この中から自分に合った商品を選び、毎日・毎週・毎月のいずれかで商品を購入して運用していきます。好みの問題ですが私は時間分散のために毎日で設定しています。

つみたてNISAのメリットは、最初に悩んで選べばあとはほったらかしということです。

これに関してはiDeCoに通ずるところがあります。

ですのではじめにiDeCoの勉強・運用を開始し、その応用でつみたてNISAを始めるのがおすすめです。

一般NISAほど勉強する必要はないため、何も考えずに運用したければつみたてNISAがいいかもしれません。

ETF

つみたてNISAでは投資信託の他にETF(Exchange Traded Funds)も購入することができます。

ETFは日本語では上場投資信託と呼ばれ、簡単に言うと投資信託の株式バージョンです。

金融商品取引所に上場している投資信託(インデックスファンド)であり、株式のように売買を行うことができます。

興味がある方は調べてみてください。

一般NISAとつみたてNISAの比較

一般NISAとつみたてNISAの特徴を表にまとめてみました。

対象が20歳以上で運用が非課税であること、出金が自由であることはどちらも同じですね。

運用期間と合計投資枠はつみたてNISAに軍配が上がります。

投資の方法を考えると一般NISAの方が自由度が高いです。

さて、あなたはどちらの方が興味がありますか?

  • 株式投資について勉強してみたい
  • 配当や株主優待にも興味がある
  • ある程度投資にあてられる余裕資金がある

こういう方は一般NISAがおすすめです。

  • 株式投資はちょっと怖い
  • あまり難しい勉強はしたくない
  • リスクは抑えて運用したい

こういう方はつみたてNISAがいいと思います。

どちらを選ぶにしても、何もしなければ何も生まれません。

これを機会に投資の勉強をはじめてみてはいかかでしょうか。

まとめ

NISAについて簡単に解説してみました。

これはあくまでも導入であり、一般NISAもつみたてNISAもつきつめればつきつめるほど奥が深いです。

どちらも最低限の知識を持たないと大失敗してしまう可能性があります。

一番の勉強方法は、実際に運用を始めてみることです。

医学もそうですが、座学以上に重要なのが実践です。

最終的には自己判断になりますが、マネーリテラシーのブラッシュアップ法のひとつとして選択肢に入れてみてください。