こんにちは、産婦人科医5年目のDeppです。
前回は家計簿アプリを使用することが自分のお金の流れを把握するのに有効だとお話ししました。
こんにちは、産婦人科医5年目のDeppです。 前回の記事では、貯金用の口座としてあおぞら銀行BANK支店の開設をオススメしました。 [sitecard subtitle=あわせて読みたい ur[…]
まずは1ヶ月間根気よく続けてみてください。自分がなににどれくらい使っているかが実感できます。
お金の流れが把握できたら、次のステップは出費の種類の把握です。
生活していく上でお金は絶対に必要です。ただし、ただお金を使うだけでは家計簿のメリットは活かせません。
今回はお金を使うときに、自分がなんのために出費しているのかを学んでいきましょう。
この知識が今後節約を始める上で非常に重要になってきます。
この記事の内容
- 出費を3種類に分類してお金の使い方を把握する方法
支出の分類

支出は大きく3つに分類できます。
- 消費
- 投資
- 浪費
出費は上のいずれかに必ず該当するはずです。
お金を使う際は、支出がどれに当てはまるか考えるクセをつけることをオススメします。
それぞれの意味合いを考えていきます。
消費
生活に必要な出費のことです。
食費や家賃の他に、水道代・光熱費や携帯料金などが含まれます。通勤の定期代もそうです。
生きていくうえで必要な以上、0にすることはできません。
しかし、節約の余地はありそうです。
投資
ざっくりいうと、生活や人生がプラスになる出費のことです。
株や貯金、自分を成長させるための学会費や参考書代などが含まれます。
株や貯金はお金を増やすという明確な理由があるのでわかりやすいです。
自分を成長させる出費も投資になります。学会に参加したり、参考書を買ってスキルが上昇するならまぎれもなく自己投資です。
ジムの月額費も健康につながると考えれば立派な投資です。仕事のパフォーマンスを上げるための出費もここに含まれます。
共通して言えることは、結果的に自分にとってプラスになるということです。
投資に関しては節約する必要はありません。
我慢して自分の成長を妨げるのは愚の骨頂です。
節約は他の場所に任せましょう。
浪費
投資の逆で、生活がプラスにならない出費のことです。一言でいうと無駄遣いです。
無駄な買い物や不要な娯楽などがここに含まれます。
お茶があるのにただ飲みたいからコーヒーを買うのは浪費だし、Amazonで衝動ポチしたダイエット器具も使わなければ浪費です。
なんとなくの「飲みに行こうぜ!」や暇つぶしのスタバも浪費になります。
浪費は節約にもってこいですね。是非とも浪費は減らした方がよさそうです。
ただし、出費を分類するようになると、投資と浪費の区別が難しいときがあることに気づきます。
投資と浪費

おっしゃることはわかります。しかし、必ずしもそうとは限りません。
先ほどの浪費の例を見直してみましょう。
コーヒーを飲んで仕事のパフォーマンスが上がるならコーヒー代は投資になります。ダイエット器具もそれで健康になれたらまぎれもなく投資です。
上司の「飲みに行こうぜ!」で貴重な話が聞けたら投資だし、スタバでゆっくり読書ができたならこれも投資になります。
投資と浪費は表裏一体なのです。
投資か浪費かを判断するのはあなたです。浪費を投資に変えられるかどうかもあなた次第です。
投資を増やし、浪費を減らすように心掛けてください。
かといって浪費がダメ絶対というわけではありません。
私もたまには趣味で映画を観るし、晩酌のビールも飲みます。人間楽しみがなければ息が詰まってしまします。
大切なのは、浪費と自覚することです。そのためにも、今すぐに出費の分類を始めてみてください。
まとめ
出費は大きく3種類に分けられます。
- 消費:生活に必要な出費(食費や家賃など)
- 投資:生活がプラスになる出費(株や貯金、参考書代など)
- 浪費:生活がプラスにならない出費(無駄な買い物や不要な娯楽など)
次にお金を使うタイミングからはこの分類を意識してみてください。
必ずお金の使い方が変わります。